『アンコール』アレクサンドル・ペトロフ


『アンコール』アレクサンドル・ペトロフ/ロシア/2010

Eccore(Alexander Ptrov)

ロシアの都市、ヤロスラブリの建設1000年を記念して作られたアニメーションを

オイルペイントアニメーションの巨匠、アレクサンドル・ペトロフが手がけています。

印象派のような画風とメタモルフォーゼで知られる彼ですが、

珍しく、可愛らしいイラストタッチの絵と、

緩急たっぷりのカートゥーン調な動きで描かれています。

白っぽく光に溢れた柔らかい印象、セピア調のノスタルジック感、

昔を懐かしみ愛おしんでいるような雰囲気にとても好感が持てます。

『おとぎ話』プリート・パルン


『おとぎ話』プリート・パルン/1984/エストニア

Time Out(Priit PÄRN)

 

悪循環と現実逃避とめくるめく風刺の嵐。

 

たぬきくん(アライグマかな?ネコにも見える。)は、

無鉄砲すぎて全てが上手くいきません。

時間に追われて辟易しています。

混乱しすぎて時計のネジはショート、

時間が止まった瞬妄想の世界へトリップ!

突然始まるメタ表現や妄想世界にちょっとびっくり。

楽観的で能天気な音楽に調べにのせて延々続くたたみかけるような小ネタの連発に

楽しさ通り越してちょっと異常。

我に返ったたぬきくんを待っているのは、もとどおりの辟易する繰り返しの日常。

 

おとぎ話のお姫様は、いつか夢から覚めて現実にぶち当たる時が来るのです。

『プロンスターズ Home Sweet Home』アレクサンダー・ザプレタル

『プロンスターズ  Home Sweet Home』

アレクサンダー・ザプレタル/ドイツ/1997

上からポチョンと降ってくる登場、おどけた表情、粘土ならではの身軽で柔軟な展開、

ウー とか、 アー とか、モニョモニョ言ったりとか、

はっきりとした言葉は発しませんが、

その、ホニャララ語みたいな曖昧な言葉が

彼らをよりいっそうユニークにしていると思います。

面白い!

ポンキッキーズで流れていましたね。

懐かしい。