広島国際アニメーションフェスティバル2016レポート_1日目

しばらく更新が途絶えておりました、が

広島国際アニメーションフェスティバル2016年へ行ってきました。

全日程は無理だったので前半2日半のみですが、何回かに分けてその様子をお届けしようと思います。

 

さて、

広島国際アニメーションフェスティバルとは、

平和記念公園や原爆ドームから程なく近いアステールプラザという文化会館のようなところで、2年に一度行われるアニメーションの祭典です。

時期は毎回8月中旬くらい。この時期は、終戦記念日間もないこともあり、広島市内は国内外からの観光客で賑わっています。そして暑い!

アステール

 

会場入ってすぐのロビーは国際色豊かな交流の場になっています。

大階段脇の壁には所狭しとイベントやアニメーションや映画祭のポスターが貼られており、

階段を上った上にある大中小の3つのホールでは、並行して特集上映が行われています。

今年の主な特集上映は日本のアニメーション。

『なまくら刀』から『AKIRA』から学生作品まで、多種多様な日本のアニメーションが上映されていました。

また、国内では公開の決まっていない海外の長編アニメーションやアニメーション関連のドキュメンタリー上映、セミナーやティーチインなども開催されます。

アステール2

大階段上のフロアーには、出店やブースが並んでおり、アニメーショングッズや、DVD、公式カタログなどが販売されています。その他天然酵母パンや広島焼きなどの食べ物のお店もあります。他の階では展示やワークショップ、記者会見などが行われており、この中だけで1日が完結してしまう程の盛りだくさんな情報とサービスが集結しています。

アステール3

そして、何と言ってもこのフェスティバルの目玉、コンペティション。

世界各国から寄せられた2300本近い短編アニメーションの中から、国際選考委員の方々が選び抜いた60本の作品を4日に渡って上映し、グランプリを決めるのがコンペティションです。

ちなみにここでクランプリを取った作品は、アカデミー賞短編アニメーション部門の候補作品に上がる権利が与えられるようです。

初日のコンペティションの前には開会式が行われ、国際名誉会長(今回は、ジャン=フランソワ・ラギオニー氏、彼の特集上映もありました)や市長、フェスティバルディレクターなどからのご挨拶があります。

フェスティバルディレクターの木下小夜子さんのご挨拶が印象的。

思いの丈を述べた後に、「最後に、長くなってしまいましたが、言いたいことはただ一つ、」と言ったところで演説台からぴょんと飛び降り、大きな身振りと手振りと声でこう一言。

 

アステール4

会場が盛り上がったところで、鬼のお面をまとった地元マンドリンクラブの子供達の勢いあふれるパフォーマンスが始まり、途中からは地元小学生と先生で結成された「ラッピー合唱団」が登場し、元気いっぱいの歌声が届けられました。

アステール5

ちなみにラッピー合唱団の「ラッピー」とは、広島アニメーションフェスティバルの公式キャラクター「ラッピー」のことで、会期中は会場で会えます。ぬいぐるみではなく、空気人形なので、ツルッツルのツヤッツヤのユッサユサです。

アステール6

上映前と上映後には必ずロゴが流れます。上映前のロゴはとても渋く、歴史深さが感じられます(結構好きです)。上映後のロゴは、上映前のものに比べ軽く、コメディタッチで描かれます。ラッピーも出てきますよ。

これは上映前のロゴのイメージです。

アステール9

コンペの上映が始まると、一作品毎にタイトルや監督名などがアナウンスされ、制作者が来場している場合には、上映後に軽い紹介があります。

ちなみに、一日一枚投票用紙が配布され、自分の好みの一作品に投票することができます。4日間で一番投票数を獲得した作品には観客賞が贈られます。

これが結構迷うんですよね。カタログに感想などをメモしながら結構真剣に悩みます。

 

アステール7

1日目で印象的だったのは、

全体のトップバッターというちょっと不利な順番でありながらも会場の雰囲気をほぐしあげたエストニアの『ピアノ』。

爆音のインパクトとアニメーションの勢いに、風が吹いた気がした日本の『AGE OF OBSCURE -茫漠時代-』。

軽やかさとアイデアと構成と描かれるすべてのユニークさに見惚れてしまった日本の『サティの「パラード」』。

メディア芸術祭でも選出されていたフランスの『Two friends』 など。

 

初日から参加したのは初めてだったので、開会式が新鮮でした。

これまでは、上映をただ観てただ帰る(そして飲みに行く。。。)、を繰り返していた気がしますが、

開会式や他のフロアを見ることで、鑑賞というよりも参加している感がちょっと増した気がします。決して自分の作品が上映された訳ではないんですけどね。。。

そして、スタッフパスもしくはゲストパスを首から下げた知人・友人の多いこと。

いつか自分もそちら側へ行きたい、、、と思いつつ、そのためには作品を作らなければならない、何か発信しなければならないと、焦りとやる気を感じたアニメーションフェスティバルの初日でした。

つづく

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