『おやすみ、クマちゃん 〜エピソード1・クリスマスツリー〜』/ポーランド/1975
Miś Uszatek
ポーランドの老舗人形アニメーションスタジオ「セ・マ・フォル」で1970年代に制作された
子供のためのアニメーションシリーズです。
クマちゃんの素朴な日常が描かれ、最後は毎回「おやすみ」でおしまい。
それで、「おやすみ、クマちゃん」なんですね。
人気シリーズだったようで、全部で100話以上作られたとか。
これはエピソード1というからには初回なのかな。
クマちゃんが、完全なるクマというよりもテディベアに近かったり、
ポップでカラフルで淡い色合いがかわいらしかったり、子供が好きなテイスト満載です。
10年ほど前に、写真美術館で厳選話数を幾つか上映したことがあり、私はその時に観ました。
吹き替え版だったのだけれど、確かケロポンズが吹き替えと歌を行っていたような。
しかし海外のアニメーションを見るといつも不思議に思うのですが、
素朴な味わいのおじさんや、おばさんが声をあてていることが多くないですか?
「僕らと遊ぼう!」とか、「チェブラーシカ」のシャパクリャクおばあさんとか。
日本人はアニメ声が発達したということもあって、高くて通る、まろやかな声が好きなんでしょうか。