『ディスク・ジョッキー』イジー・バルタ/チェコ/1980

『ディスク・ジョッキー』イジー・バルタ/チェコ/1980

Disk Jockey(Jiří Barta)

ディスク・ジョッキーの男の手元から始まる1日。

あれも円、これも円、また円、こんなにも円、

円のイメージの連鎖で進む日常。

徹底的に構成されたビジュアルが、無理なく自然な日常を紡ぎ出しており、お見事!

色のつくタイミングも絶妙で、ぼーっとしているといつからカラーになっていたのかも見落としてしまいそうです。

かなりキッチリ構成されているけれども、堅苦しくなく、

むしろ70年代の名残を感じる、ファンキーな雰囲気がたまりません。

最後の最後まで演出が続くところもお見事。やめられないとまらない、的な。

とにかくかっこいいアニメーションです。

『オクトキャット・アドベンチャーズ』

『オクトキャット・アドベンチャーズ』

 

1〜5までのオクトキャット・アドベンチャーを全部一つにつなげたものです。

 

5話を観て気づいた方もいるかもしれません。

画像の投稿者名が、David OReilly になっています。

ランディ・ピーターズは、デヴィッド・オライリーの覆面だったんですね。

まるで小学生くらいの男の子が、覚えたてのソフトを使って作った作品のような演出にいっぱい食わされました。

デヴィッド・オライリーの作品は、以前『おねがい なにかいって』をご紹介しましたが、

スパイク・ジョーンズ監督の映画『her 世界で一つの彼女』の劇中ゲームを作成した人

といった方がピンとくる方も多いかもしれません。

他にも、スマホのゲームアプリを作成したり多種多様な活動をされている、面白いアーティストです。

『オクトキャット・アドベンチャー5』/ ランディ・ピーターズ / 2008

『オクトキャット・アドベンチャー5』/ ランディ・ピーターズ / 2008

OCTOCAT ADVENTURE 5(Randy Peters)

 

オクトキャット・アドベンチャー シリーズ最終話。

ラスボス登場。まさか、あれが、巨大オクトキャットだったなんて!

と思ったのもつかの間、

突然終わる

ではなくて、突然3D世界に突入。

3Dになっても拙い描写はそのまま活かされていて、面白いです。

しかし、なぜラスボスと戦っているのかはわからないまま、

戦いに勝利し、帰る道のりの寂しいこと。

そしてその寂しい音楽に耳をすませ何か気づくはずです。

そう、日本語です。

なぜ?

 

なぜ?なぜ?に包まれた作品ですが、

オクトキャット・はここでおしまいです。

見終わった後の、突き放された感じや、途方も無い感じは、まるで浦島太郎です。

『オクトキャット・アドベンチャー4』/ ランディ・ピーターズ / 2008

『オクトキャット・アドベンチャー4』/ ランディ・ピーターズ / 2008

OCTOCAT ADVENTURE 4(Randy Peters)

 

オクトキャット・アドベンチャー シリーズ第4作目。

早い逃げ足と残る残像。そして、初の仲間登場。

オクトキャットは他にもいたのですね。

新しい展開に少し心ときめいてきましたが、なんと次で最終回です。