『トクマルシューゴ – Katachi MV』Kijek/Adamski

『トクマルシューゴ – Katachi MV』Kijek/Adamski /日本・ポーランド/2013

Shugo Tokumaru -’ Katachi’ MV (Kijek/Adamski)

 

素敵に個性的なミュージックビデオでおなじみのトクマルシューゴさんの2013年発表の楽曲『Katachi』のMV。

ポーランドの作家ユニットが制作したストップモーションのアニメーションなのですが、

音とシンクロしたアニメートの気持ち良さと

遠くなってゆく残像が物語るおびただしい数の「形」に目が離せません。

次はどうなるのか、どうつながっていくのか、よそ見したら大事な何かを見逃してしまいそう。

時間にしたら一瞬ですが、残像たちにコマとコマのつながりを強制的に意識させられます。

 

手法はいたってシンプルですが、

そのアイデアのユニークさと、技術の高さに感心しつつ、

何より、手法が曲のテーマとリンクしていることに、大いに納得のミュージックビデオです。

「ダンボより ピンクの象の行進」ベン・シャープスティーン

「ダンボより ピンクの象の行進」ベン・シャープスティーン/アメリカ/1941

Dumbo Pink Elephants on Parade(Ben Sharpsteen)

 

短編ではありませんが、長編アニメーションの中から有名なワンシーンをご紹介します。

ディズニーの「ダンボ」より、ピンクの象の行進のシーンです。

酔っ払ったダンボが幻覚を観る表現で用いられているのが、「ピンクの象の行進」。

お酒やドラッグにより酩酊状態になり幻覚を見ることを、「ピンクの象が見える(Seeing pink elephants)」と表現されることからこのようなシーンになったのでしょう。

黒バッグ浮かび上がる、鮮やかなピンク色。

色数は決して多くないものの、絶妙な色彩構成がとってもかっこいいんですよね。

音楽に合わせて伸びたり縮んだり増えたり減ったり変幻自在。

しかし、底抜けに楽しい!というよりは、ちょっと病的で、

真っ黒に抜けた瞳は、怖さを醸し出しています。

子供が見たら、トラウマになるかも、、、

その危ういバランスが癖になります。