『Holcicka nebo chlapecek』ヘルミーナ・ティールロヴァー

『Holcicka nebo chlapecek』ヘルミーナ・ティールロヴァー/チェコ/1966

Holcicka nebo chlapecek(Hermína Týrlová)

 

タイトルを直訳すると、「男の子または女の子」という意味です。

コウノトリが運ぶ、男の子と女の子の赤ちゃん

双子のを運ぶコウノトリは、他より重くて飛びにくかったり、男の子の生まれる家と女の子が生まれる家を間違えたり

コウノトリも大変です。

毛糸の、淡くて、柔らかくて、軽い質感が、羽根や赤ちゃんととても合っています。

吹けば飛んでしまいそう。。。

向こう側が透けて見える事もあり、背景のない線画のような印象もあります。

 

 

『雪だるま』ヘルミーナ・ティールロヴァー

『雪だるま』ヘルミーナ・ティールロヴァーチェコ/1966

Sněhulák (Hermína Týrlová)

雪の世界を毛糸を用いて描いているユニークな作品。

雪の結晶や澄んだ氷を思い起こさせるような音の演出も魅力的。

何より雪だるまの紳士的な振る舞いがチャーミング。

犬や鳥の元気な仕草、

水玉坊やの軽やかな動き、

(水色の子はなんだろう、水の妖精かな。水玉坊やとしておこう)

揺らめく風船や、

崩れる雪玉など

毛糸の軽い質感や透け感を活かした、

イデア満載な楽しいアニメーション。

エンドタイトルまで気が利いた工夫が施されていて、

最後の最後まで見逃せない。

『結んだハンカチ』  ヘルミーナ・ティールロヴァー

『結んだハンカチ』ヘルミーナ・ティールロヴァーチェコ/1958年

 Uzel na kapesníku (Hermína Týrlov)

 

チェコの女流アニメーション作家、ヘルミーナ・ティールロヴァーの代表作。

男の子がハンカチを持たずに出かけてしまい、ハンカチは慌てて追いかける。

くるっと結んだ頭、両角の手のような動き、物の擬人化を行わせたら天下一、と言っていいほど、ハンカチの動きが素晴らしく可愛らしい。