『僕はピングー』オットマー・グットマン

『僕はピングー』オットマー・グットマン /  スイス / 1990

Pingu series 1 episode1 (Otmar Gutmann)

 

世界で一番有名なペンギンのキャラクターと言っても過言ではないピングー。

これはテレビシリーズの一番最初のシリーズの一番最初のエピソードです。

(その前にパイロット版があるらしいですが)

好き嫌いが激しかったり、鼻をかんでもらったり、抱きついて泣きついたり、

かなりの甘えん坊さんだったんですねえ。

ピングーといえばおなじみの、ラッパのように広がるくちばしはこの頃から健在で、

伸びたり、縮んだり、曲がったり、つぶれたり

クレイならではの柔軟さと、

空耳のネタとしても人気?のピングー語のユニークさに、

笑ったり、癒されたり、

ついつい見入ってしまうんですよね。

『プロンスターズ Home Sweet Home』アレクサンダー・ザプレタル

『プロンスターズ  Home Sweet Home』

アレクサンダー・ザプレタル/ドイツ/1997

上からポチョンと降ってくる登場、おどけた表情、粘土ならではの身軽で柔軟な展開、

ウー とか、 アー とか、モニョモニョ言ったりとか、

はっきりとした言葉は発しませんが、

その、ホニャララ語みたいな曖昧な言葉が

彼らをよりいっそうユニークにしていると思います。

面白い!

ポンキッキーズで流れていましたね。

懐かしい。

『ピングーの夢』 オットマー・グットマン

『ピングーの夢』

オットマー・グットマン/スイス/1980年代後半〜1990年代前半

Pingu‘s Dream(Otmar Gutmann

 

クレイアニメで有名な、ピングーのファーストシリーズの1エピソード。

眠りについたピングーが、夢の中で様々な奇妙な体験をするお話です。

一部ではトラウマ、と言われているようですが、

その原因は、後半に現れるあるキャラクター。

サイズもおかしければ、妙にリアルで、口を開けたところは特に衝撃的。

動物、というよりは口のおばけみたい。。。

メイが森の中でトトロに出会うシーンを彷彿とさせます。

私はとても好きなんですけどね。。。

『オーガスタのお昼ご飯』チャバ・ヴァルガ

オーガスタのお昼ご飯』チャバ・ヴァルガ/バンガリー/1980

Ebéd (Csaba Varga)

黄色い粘土の人形と実物を使った、ハンガリーの子供向けクレイアニメーションオーガスタ」シリーズの一編、オーガスタのお茶目すぎるクッキングタイムのお話です。

お茶目というか…お茶目を通り越してもはや目茶苦茶です。

不注意すぎたり、不器用すぎたり、食いしん坊すぎたり、たたみかけるようなシュールな展開に唖然。

しかし、オーガスタの能天気な表情と、笑顔と、声に、思わず吹いてしまいます。

太陽のような形をした彼女は底抜けに明るく、心をパァッと明るくしてくれます。

そして、何故かちょっと美味しそうなんですよね。

お行儀はあまりよろしくないんですが…美味しそうに食べているからでしょうか。

『月曜休館』ウィル・ビントン、ボブ・ガードナー

『月曜休館』ウィル・ビントン、ボブ・ガードナー/アメリカ/1974

Closed Mondays (Will Vinton 、 Bob Gardiner)

 

カリフォルニアレーズンのCMを手がけたことや、「クレイメーション」としてクレイアニメーションを広めた人物の一人として有名なウィル・ビントンの作品。

 

ウィスキー瓶を持った男がフラフラと夜のギャラリーに入っていく。

ドアには「月曜休館」の文字。

酔っ払った男の前で絵画やオブジェはグニャグニャと動き出し、

男の表情もグニャグニャと変わる。

粘土の柔らかくしっとりとしたツヤっぽい質感と、

グニャグニャと荒っぽくメタモルフォーゼしていく様子が、

酔っ払いの面倒臭さや狂気じみた感覚に妙にマッチしていて絶妙に気持ちいい(悪い)。

 

第47回アカデミー賞短編アニメーション賞受賞