『Holcicka nebo chlapecek』ヘルミーナ・ティールロヴァー

『Holcicka nebo chlapecek』ヘルミーナ・ティールロヴァー/チェコ/1966

Holcicka nebo chlapecek(Hermína Týrlová)

 

タイトルを直訳すると、「男の子または女の子」という意味です。

コウノトリが運ぶ、男の子と女の子の赤ちゃん

双子のを運ぶコウノトリは、他より重くて飛びにくかったり、男の子の生まれる家と女の子が生まれる家を間違えたり

コウノトリも大変です。

毛糸の、淡くて、柔らかくて、軽い質感が、羽根や赤ちゃんととても合っています。

吹けば飛んでしまいそう。。。

向こう側が透けて見える事もあり、背景のない線画のような印象もあります。

 

 

『ぼくらと遊ぼう! おかゆの話』ブジェチスラフ・ポヤル

『ぼくらと遊ぼう! おかゆの話』ブジェチスラフ・ポヤル/チェコ/1966

POJDTE,PANE,BUDEME SI HRAT!(Břetislav Pojar)

 

日本では、風邪をひいたり、調子の悪い時に食べるイメージの強いおかゆ。

このアニメーションではなぜかちょっと陽気なラテン風です。

おかゆを作るはずが、なぜか一面雪景色?

はじけたり、積もったり、膨らんだり、砂を使った描写が格別に面白い!

『ぼくらと遊ぼう! 水辺の話』ブジェチスラフ・ポヤル

『ぼくらと遊ぼう! 水辺の話』ブジェチスラフ・ポヤル/チェコ/1965

 

いたずら好きの大きなクマと、優しい小さなクマが繰り広げる、チェコのアニメーションシリーズ。

大きなクマのずる賢さや、小さなクマの気弱さは、まるで本当の兄弟のを見ているようで微笑ましいです。

そして、変身が得意で自由に姿を変えられる二人のやりとりが面白い!

伸びたり縮んだりロボットになったり機械になったり

思いもよらない変身が立て続けに起こるので、見ていて飽きることはありません。

その方法もとてもユニークで、素材や表現方法も多種多様、

「なるほど!」と「どうやっているんだろう?」の連続で、大人も唸ってしまいます。

この回では、揺らめく水面や光の反射、透明で柔らかなシャボンの玉が印象的。

ビヨーンと伸びーる浮き輪や、湖に飛び込むウサギの描写を見ていたら、

プールに行きたくなってきました。。。

『ポッツィー 水族館』ミッセーリスタジオ

『ポッツィー 水族館』ミッセーリスタジオ/イタリア

Pozzie eps. the Aquarium (Misseri studio)

 

このアニメーション、本物の水を使っているようです。

水特有の表面張力の盛り上がりと、透明感と、揺らぎをうまく利用して作られています。

水玉坊やが自由自在に周りに同化して、変幻自在なのも水ならでは。

そして水の中を泳ぎ回る金魚の優雅さよ。透き通った向こうに見える、色あざやかなにじみも実に涼しげ。

可愛い子供の声になんだかホッとします。

この夏の暑さに疲れた心と体を癒してくれるような、そんな作品です。

 

『ムーミン谷の彗星より 「The Comet Song」MV by Björk 』


【期間限定公開】ビョーク「The Comet Song」ムーミン版・ミュージックビデオ~劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーションより

ムーミン谷の彗星より 「The Comet Song」MV by Björk

長らく幻の作品となっていた「ムーミン パペットアニメーション シリーズ」の1作品。

一昨年、トーベヤンソンの生誕100周年を記念して公開されました。

その時主題歌を担当していたのが、ビョークでした。

公開記念で配信されたのがこちらの映像。

(期間限定をうたっているけど、まだ見られるって事は限定ではなくなったのかしら)

巻き上がる砂嵐、光る尾を引いてゆっくり落ちてゆく彗星、

赤い光を浴びて全てが赤くそまる不思議な景色

音楽と相まって、なんとも神秘的。

そして、立体アニメーションならではの

どうやって作っているの?と思わずにはいられない作りこみや描写、

実存するものを動かしているからこその若干の怖さ、

ポルターガイストっぽさと言うか、光と影の作り出す雰囲気とか、なんというかうまく言えないけれど。。。)

個人的にワクワク感が止まりません。

ちなみに、今日は6月3日でムーミンの日(日本だけ?らしい)と言うことで。