『The Snowman』ダイアン・ジャクソン

『The Snowman』ダイアン・ジャクソン/イギリス/1982

The Snowman(Dian Jackson)

 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

新年1本目のアニメーションは、言わずと知れた冬の名作『スノーマン』です。

絵本やイラスト・グッズでご存知の方もいると思いますが、

雪だるまと少年の心あたたまるファンタジーです。

色鉛筆で描かれた柔らかく素朴なタッチの絵が、

冬や雪の質感にとても合っていて、アニメーションが気持ちいい。

台詞はなく、表情や仕草で物語られるので、子供でも十分楽しめるはず。

「Walking in the sky」の挿入歌に乗せて空を飛ぶシーンの

浮遊する視点や冬の寒さ、ノスタルジックな雰囲気が、たまりません。

 

寝る前に、暖かい部屋の中で、のんびりまったりしながら観たいアニメーション。

暖炉の前で、ロッキンチェアに腰掛けて、

そうだなあ、飲み物はホットミルクかホットワインがいいなあ。

 

そんな、夢が膨らむ、優しいアニメーションです。

『The House』ダーヴィド・ブオブ

『The House』 ダーヴィド・ブオブ/ドイツ/2011

The House( David Buob)

 

天地左右、視点が自由自在で

壁が天井になったり、床が壁になったり、さらには描かれているものに回り込んで、ペラッペラの薄っぺらな紙のように見えたり。

落書きのようなイラストが、空間の中を自由に動き回り、まるで水槽の中を覗いているかのよう。

水槽のガラスと中に入っている水がレンズの効果になって、覗き込むと目がおかしくなるアレです。

水彩風の色むらと、ラフスケッチのような鉛筆線の輪郭が

3D空間の中でのびのびと蠢いています。

別世界に迷い込んでしまったかしら。

 

髪の毛がワカメになったり、パスタが金髪になったり、椅子が歩き出したり、

連想ゲームのような予想外の展開の中に、

繰り返しの中少しずつ違っていく展開に

さらに酔いしれること間違いなしです。

 

訳も分からず巻き込まれて、気付いたら鼻歌歌っているはず。

『愛』久里洋二

『愛』久里洋二/日本/1963

Love (Yoji Kuri)

 

タイトルも台詞も非常にシンプル。

「あい」です。

この二文字だけを声だけでこんなにも豊かに彩ることができるなんて!

連呼しすぎて、もはやゲシュタルト崩壊気味に。

意味よりも実態が先走っていく様は、

ううむ、これこそが愛なのかもしれない。。。

重すぎても苦しい。軽すぎても虚しい。そこが面白いんですけどね。

『ディズニー シリー・シンフォニー 子どもの夢』グラハム・ヘイド

『ディズニー シリー・シンフォニー 子どもの夢』 グラハム・ヘイド/アメリカ/1937

Disney Silly Symphony Wynken, Blynken and Nod (Graham Heid)

 

アメリカの子供のため詩やエッセイの作家、ユージン・フィールドの詩を元に作られた

ディズニーのシリーシンフォニーシリーズです。

ポチャポチャした赤いほっぺたに、お尻。

淡いパステルカラーのロンパースに、クリンクリンの猫毛。

子供特有のバランスの悪いでっかちな頭。

ちょっと危なっかしいほどの好奇心と行動力(=やんちゃ)。

子供らしさを詰めに詰め込んだ、丸くて柔らかくて愛らしい子供たちよ!

お尻のボタン(オムツ用?)が気になるでしょう、ちゃんと期待に応えてくれますよ笑。

 

今日は68年ぶりの大きなスーパームーンが見られる!と話題でしたが、あいにくの雨。

夢の中でも、こんなにも大きな月が見られたら。。。と思い、選んでみました。