気を取り直して

おひさしぶりでございます。

しばらく更新が途絶えておりましたが、

心機一転、

これからはアニメーションのメイキングを集めていきたいと思います。

 

メイキングは、公式で公開されているものが沢山あるし、

制作の裏側が見られるのってワクワクしませんか?

「どうやって作っているんだろう」

と思うのも、作品の魅力のひとつだと思います。

 

不定期更新、3日に1本くらいの頻度で(目標)。

ところで、ロゴマークも変わっているに気づきました?

 

よろしくおねがいします。

Theodore Ushev 

先日アカデミー賞の短編アニメーション賞のノミネート作品をご紹介しましたが、

続いてノミネート作品を作った作家さんのことをご紹介しようと思います。

今日は、『Blind Baysha』のテオドル・ウシェフ(Theodore Ushev)さんの他の作品をご紹介します。

『Tower Bawher』

実はこれ、3D(立体視)の作品なんです。(YOU TUBEに上がっているのは2D版ですけれども)

無機質な幾何学模様が、キビキビと動き回る様が、せっせと気持ちをせっついてくる。

この高揚感。怖いもの無し感。

テンションを上げたい時に、背中を押してくれそう。

いや、ちょっとどころか、ドスンと押し出されそうな。。。

勇ましすぎる力強さ。少し怖いくらい。

ロシアアバ ンギャルド、プロパガンダを彷彿とさせる作品です。

 

ちなみに、ノミネートされている『Blind Vaysha』も3Dで作られており、

そっちは、これとはちょっと違った3Dの使い方で

目に見えるものや重なり、3Dであることにも意味が込められており、

こちらは違った力強さと説得力を持った作品です。

(アカデミー賞ノミネート作品で、私が唯一見たことがあるのがこれです)

 

しかし、この作品の幅広さ。

絵ひとつ取っても、同じ作家のものとは思えぬほど。

技があるんでしょうね。

共通点は、センスの良い色彩と、グラフィカルな画面構成でしょうか。

『幽霊船』大藤信郎

『幽霊船』大藤信郎/日本/1956

美しい光のレイヤーの中、優雅に蠢くシルエット。

濃い影、薄い影、濃い色、淡い色

本当に影絵なのかと疑いたくなるほど繊細で滑らかな動きや造形の連続に
思わず目が離せなくなります。

エキゾチックな音楽と歌詞のないコーラスが美しさと恐ろしさを増長し、
明度の高い色鮮やかな映像にもかかわらず、終始不気味な雰囲気が漂います。

白昼夢や蜃気楼のような、
まるで真昼に悪夢を見ているよう。

オープニングがメイキングになっているのがユニークですね。

『Dots』ノーマン・マクラレン

『Dots』ノーマン・マクラレン/カナダ/1940

Dots (Norman McLaren)

 

点が音に合わせて形を変えたり動き回ります。

ただそれだけのシンプルなアニメーションですが、

音・形・動き・タイミング、それらのシンクロがとても気持ちよくて、

1分37秒と言う短い時間が、きっともっと短く感じるはず。

季節柄、夜空に弾ける花火を見ているような、そんな気持ちにもなってきますね。

『ぼくらと遊ぼう!』(出会いの話)ブジェチスラフ・ポヤル

『ぼくらと遊ぼう!シリーズ』(出会いの話)ブジェチスラフ・ポヤル/チェコ/1965

 

とぼけたくまの兄と、悪戯好きの調子のいい弟くまの楽しいお話。

手や足が急に伸びたり、何にでも変身できるくまの兄弟が愉快痛快。

意外なものにまで変身し、ころころ変わる身のこなしはまるで手品のよう。

声がおじさんみたいなのも、ドラえもん(先代)のような暖かさやゆるさがありほほえましい。

子供は思う存分楽しめるし、大人は童心に帰れる。

ボーダーのシャツや、ちょこんと乗った帽子、カラフルな背景や、可愛らしい美術、

外国の絵本を見ているようなビジュアルが

ちょっとお洒落な気分にもなれて、子供も大人もワクワクする。