『The Snowman』ダイアン・ジャクソン

『The Snowman』ダイアン・ジャクソン/イギリス/1982

The Snowman(Dian Jackson)

 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

新年1本目のアニメーションは、言わずと知れた冬の名作『スノーマン』です。

絵本やイラスト・グッズでご存知の方もいると思いますが、

雪だるまと少年の心あたたまるファンタジーです。

色鉛筆で描かれた柔らかく素朴なタッチの絵が、

冬や雪の質感にとても合っていて、アニメーションが気持ちいい。

台詞はなく、表情や仕草で物語られるので、子供でも十分楽しめるはず。

「Walking in the sky」の挿入歌に乗せて空を飛ぶシーンの

浮遊する視点や冬の寒さ、ノスタルジックな雰囲気が、たまりません。

 

寝る前に、暖かい部屋の中で、のんびりまったりしながら観たいアニメーション。

暖炉の前で、ロッキンチェアに腰掛けて、

そうだなあ、飲み物はホットミルクかホットワインがいいなあ。

 

そんな、夢が膨らむ、優しいアニメーションです。

どなたかわかりませんか〜?

今日はこちらから質問です。

どなたかこのアニメーションのこと、わかりませんか?

 

おじいさんのモグラと子供のモグラ

クルテクのようなモグラが出てくるこのアニメーション。これは一体なんでしょう?

どなたかご存知だったら教えてください。。。

チェコ語が分からなくて、(英語もできると言えたもんじゃないですが。。。(・・;) )

Google先生とにらめっこで、たどたどしく訳してみても

ズデネック・ミレル(Zdeněk Miler)すら見当たらないような気がします。

そもそも作者が違うのかしら?それとも見落とし?

クルテクの1エピソードでしょうか?それとも全くの別物??スピンオフ???

(ま、まさか、パ◯モン????)

 

アルファベット以外の文字が入ってきた途端にてんてこまいになってしまうのは良くないと頭ではわかっているのですが、

(というか入力方法すら分からなくて、コピペ以外に検索すらできない。情けない限りです。。。)

絶対誰か知ってるはず!と思って、他力本願もいいところですが、

どなたかわかりませんか〜?

『ディスク・ジョッキー』イジー・バルタ/チェコ/1980

『ディスク・ジョッキー』イジー・バルタ/チェコ/1980

Disk Jockey(Jiří Barta)

ディスク・ジョッキーの男の手元から始まる1日。

あれも円、これも円、また円、こんなにも円、

円のイメージの連鎖で進む日常。

徹底的に構成されたビジュアルが、無理なく自然な日常を紡ぎ出しており、お見事!

色のつくタイミングも絶妙で、ぼーっとしているといつからカラーになっていたのかも見落としてしまいそうです。

かなりキッチリ構成されているけれども、堅苦しくなく、

むしろ70年代の名残を感じる、ファンキーな雰囲気がたまりません。

最後の最後まで演出が続くところもお見事。やめられないとまらない、的な。

とにかくかっこいいアニメーションです。

『ハエ』ロシェフ・フレンツ

『ハエ』ロシェフ・フレンツ/ ハンガリー/1980

The Fly (Rofusz Ferenc)

 

ハエ疑似体験。

徹底的にハエの視点のみで描かれた、とてもシンプルなアニメーションです。

とてもシンプルなのですが、素晴らしいアイデアと、観察力と、技術が詰め込まれた、とても手の込んだアニメーションです。

 

屋外から室内へ。

広く開かれたところから、目前に迫る接写のディティールへ。

ブーンという羽ばたき音とともに、魚眼レンズのような歪んだ視界が、グワングワンに動き回ります。

今ならGoProやCGがあるから色々参考にできるけれど、この作品が作られた今から36年前には、当然そんなものありません。

どうやって作ったんでしょう?

すべて手書きで描かれてるから強烈です。

 

ちなみにこれ、冒頭にも出てきますが、アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞しています。

『おんぼろフィルム』手塚治虫

『おんぼろフィルム』手塚治虫/ 日本 / 1985

Broken Down Film(Osamu Tezuka)

 

漫画の神様、手塚治虫の実験アニメーションです。

引っかき傷や、ゴミやシミ、コマ落ち、コマ飛び、音飛びなど

古い映画によく見られるノイズを逆手にとって演出を施したユニークな作品です。

音楽や映像自体もボヤけさせて、古い感じを出していますね。

 

さて、明日から広島アニメーションフェスティバルが始まります。

今年で16回目。世界中からたくさんの短編や長編アニメーションがやってきます。

 

この作品は、第1回のグランプリ作品です。

2年に1度の開催なので、もう32年も前の作品なのですが、全く古さを感じさせません。

(古い映像をもとに作られているから、古いも新しいも無いか笑)